変態猫と高専カンファレンス長岡のあやふやな関係

さて、ようやく本題。
高専カンファレンス in 長岡、参加してきました。車を片道三時間走らせて、帰りは眠気と闘いながら、日帰り旅行してきました。

全部の発表に詳細にコメントとか付けられる様な立場に無いので、参加した感想をつらつらと適当に並べますね。
ただ、今回のカンファレンスの発表者さんは一様にお話が深くて面白くて、あやふやな目的で参加した癖に、かなりカンファレンスを楽しむことが出来たってことを、最初に言っておきます。

学祭

取り敢えずまずはカンファレンスに関係ない話から。

高専カンファ長岡の当日はなんと、長岡高専の学園祭最終日でした。
他の高専の学祭におじゃました経験なんてもちろん無かったので、どんなもんかなーとワクワクしていたのを覚えています。
いざ行ってみたら、やることは分かりますよね?母校の学祭との比較です。
(だって人間だもの、それが初めて見た物を一番捉えやすいんだもの・・・・・・
ざっくり感想を述べれば、「実は高専の祭りって一般人少ないのが普通・・・?」でしょうか。

立地のせいもあるかなと思うのですが、一般の、特に20代〜の見物の方が少ないなって印象を受けました。
一般高校の文化祭に足を運んだことのある方は、なんとなくそれをイメージして頂くと良いんじゃないかなと、適当な助言をしておきますね。

それと、しっかり見て回った訳ではありませんが、長野高専程変態的な展示も無かった様に感じています。
長野だと5Sとか5Jとか4Sとか4Jとか、何処かしらで異常に凝った展示物出すじゃないですか、ゲームとかゲームとかゲームとか、あとゲームみたいな奴。
そんな、一般の目と趣向を意識した展示を、今回見た範囲では見ることが出来ませんでした。
(そーゆーのもあったよ!!って長岡の方、是非次行ったときには案内して下さい!

その変わり?と言っては何ですが。
学生は思いっきり楽しんでいたような気がします。コスプレとか店屋企画とか長野よりキチg(ry

所変われば色んな文化祭があるんだなぁと感じると共に、他の高専の文化祭に改めて興味を持たされました。

高専カンファレンス in 長岡

さー、そろそろ本題に入りましょうか。
ざっくりとした感想は冒頭で述べたとおりですので、思いついた順にぽんぽんと書いて行きましょうかね。

運営の柔軟さ(?)

今回、一番驚かされたのはこれかも知れません。
今回のカンファレンス、井上 泰仁さんと中川 幸哉さんのお二方が基調講演をされたのですが、井上さんが大きく時間を余らせて講演を終えられたんですね。
もちろんスケジュールは大幅に前倒しになったわけですが、次の中川さんのお話が、規定の時間が迫ってきても終わりそうにない。
けれど、話自体はとても面白くて、あー、もっと聞きたいのに時間か、勿体無い・・・と思っていました。
そしたら、時間を過ぎてもドラが・・・鳴らない・・・だと・・・?

ドラ娘さんがサボったのかとも思いましたが、運営側の判断で延長されていたことが分かりました。
もちろん、講演が基調講演だったり、前の講演が早く終わって、時間的にも余裕があったのも間違い無いですし、この延長の判断自体は些細で当然な事かも知れません。
けれど、タイムスケジュールに縛られず柔軟に判断を下していたことに、何故か感動してしまいました。
長野2では時間足りなくて、そういった判断を下せなかった苦い思い出が、或いは影響していたのかも知れません。

一方で、その後の発表では(一度を除いて)ドラも正常に機能して、メリハリって大切だなぁと、一人訳もわからず得心していました。
やっぱり一般発表はブツブツ切られてナンボですよね♪(正しくは、ドラで切られることを見込んだプレゼン作りをしてナンボ、ですかね

それと、やはり印象にのこるのは飛び入りの発表者を受け付けたことです。(飛び入りで発表されたmactkgさんもむちゃくちゃ凄いんですけどね?
「発表者一人空いたなら、誰か飛び入りで発表させればいいじゃん?」といった良い感じの適当さを残しつつも、運営上必須な部分はきちんと押さえて。
きっと今回の実行委員会には、パワフルで、柔軟に考える事に飛び抜けた人が居るんだろうな、そんな感想を持ちました。

発表層の多様さ

今回の長岡は地方開催でしたが、珍しいくらい発表層がバラけたなぁといった印象があります。
お馴染みの回路やソフトや人生譚に加えて、Tipsや文系の話、勉強会の話。
しかも、回路やソフトや人生譚も、ジャンルとしてはお馴染みでも、これまで聞いたことが無いような新鮮な内容だったように感じています。
運営の広告が良かったのか、単純にカンファレンスの知名度が上がった結果か、或いは今回たまたまなのか。
その辺りは定かではありませんが、ただ一つ、今回の発表がバラエティーに富んだ、面白いものであったことは間違い有りません。

細かな感想を羅列していくと僕の睡眠時間がピンチなので、今回の発表層がいかに多様だったかはまとめを見て頂くといいと思います。
個人的には小鳥遊優葵さんの「数学・数理ソフトウェアの紹介(仮)」とうたたたさんの「子供との接し方 for理工学系」が楽しかったですが、全部お勧めなので全部見ると良いと思います。
良いなと思ったプレゼンを後から見返せるなんて、ホント贅沢な時代になりましたよね・・・・・・。

長野下級生の活発さ

僕は長野高専の人間なので、身内が活発に活動しているのは特に嬉しいのです。
特に今回のカンファレンスは、長野の下級生の参加が見られて、非常に嬉しかったです。
下級生の内から積極的に外に出て勉強しようって気概は、僕も是非見習いたかったなぁ・・・・・・。

それと・・・・・・。
先輩としては、活発な後輩たちに色々な情報を斡旋できるようになりたいし、彼らが何かに参加するときには、それを後押しできるような存在でありたいな、とか。
そんな事をちょっぴり思った秋でした。



まだまだ書きたいことも有ったような気がしますが、そろそろ眠気がマックスです・・・。
今日はこの辺りで、筆を置くとしましょうか。