どうやって本番に備えるべきか‐3Rの段取りの話‐
プレゼンテーションの用意が整ってから本番までの期間は、もしかしたらプレゼンターにとって最も苦痛な期間かも知れません。待つのが嫌いな私にとっても、準備が整ってからの練習期間ほど不安な時期はありません。準備はまだ万全とは言い難いから、本番はまだ来ないで欲しいような、この不安をとっとと何処かに押しやってしまいたいから、早く本番になって欲しいような・・・・・・。
けれど、プレゼンテーションの準備が整ってから、実際に発表するまでの練習期間は、あなたのプレゼンテーションをより良い物に昇華できる唯一の期間であることは言うまでもありません。プレゼンテーションで触れるトピックスについての良し悪しは既に準備段階で大方決していますが、実際のプレゼンテーションの良し悪しは、この練習期間に決まります。
ここでは、練習期間の過ごし方の「1つの参考」として、私が普段どうやってプレゼンテーション本番に備えているか、備え方の中から代表的な物を紹介したいと思います。
友人との別れに際して
先に断っておきますが、今回の話は明るい話題ではありません。明るい話題やPresentatin Strategyをお求めの方は、別の記事をご覧下さい。
内容も完全に私事ですし、ブログに残すのが適当なのかも分かりませんが、とにかく感じた事をそのまま、こちらに書き残そうと思います。
基礎的なプレゼンテーションの構成とは‐O-PREPs-Oの話‐
「プレゼンテーションの構成って、何よ?」
今この記事を見ている多くの人は、きっとそんな疑問を抱くだろうと思います。多くの教育課程ではプレゼンテーションに関する講義は殆どありませんから、その疑問も尤もでしょう。
別にプレゼンテーションの構成を知らなくても、一人のプレゼンターとして立つことは出来ます。センスの有る一部のプレゼンターは、場数を踏む内に自ら基礎的な構成の幾つかを見抜き、更にアレンジを加え、自分のプレゼンテーションスタイルを確立できるでしょう。仮にあなたがまだ基礎的な構成を知らないままのプレゼンターでも、悲観することは有りません。
ここでは、私が知っている幾つかの基礎構成の中から、最も愛用している"O-PREPs-O"というプレゼンテーションフォーマットを紹介したいと思います。