変態猫と高専カンファレンス大阪の歯がゆい関係

だいぶ今更ではありますが、大阪カンファレンスについても実はちょびっとだけ反省記録がありました。
せっつかれたので、こちらも簡単に加筆修正して公開しますね。
(時期を逸してるのは見逃して欲しいなぁ・・・

高専カンファレンス in 大阪、参加してきました。僭越ながら発表もさせて頂きました。
発表者の皆さまの素晴らしい発表は配信録画の方をチェックして頂くとして、せっかくの初発表だったので、その反省をば。

Rediscovery of the Presentation

今回「Rediscovery of the Presentation」のタイトルで発表をしました。
録画を見られたくないので内容を紹介しておくと、プレゼンテーションを

  • 思索する時
  • 構築する時
  • 発表する時

の3つの段階で、それぞれ気をつけて欲しい、或いは自分が気をつけているTipsについてのお話をしました。
「参考にします!」とか、「おかし使ってみますね!」とか言って下さる方がいて、本当に嬉しかったです。(思い出す度にニヤニヤしちゃうっ///

ただし、反省点が無いはずはありません。
今後の自分への戒めのためにも、ちょろちょろっとでも記録を残しておこうと思います。

マイク途絶問題

今思い出しても、偉そうな事話したくせにコレかよ・・・・・・。と思ってしまいますね。
マイクの不調か、或いは僕の握り方が悪かったか、ただ単にマイクに嫌われたのかは今となっては謎ですが、とにかくプレゼンの最中に途切れるわ途切れるわ。
全盛期(中学とか)の頃でしたらこんなマイク使えるかー!と投げ出していたのでしょうか、初めてのカンファでの発表で緊張していたんですね、すっかりマイクを放り投げるのを忘れていました。
(それ以前にサングラスも放り投げ忘れてたしねー
発表環境が常に万全とは限らないし、常に安定しているとも限らないということを心に刻んで、変化し続ける環境に順応した発表が出来るようにならないといけないなと、改めて感じた夏でした。

内容のブラッシュアップ不足

最初に言い訳をしておくと、今回のプレゼンテーションのメインターゲットは、余りプレゼンテーションに触れた機会のない学生たちでした。
だからなんだよ!と声を大にして言い訳をしたいところですが、内容が洗練され尽くされていなかったのもまた事実なわけです。
何を言いたいかというと、恐らくあのプレゼンテーションで話したような事柄は、社会人の方やプレゼンに慣れ親しんだ学生には耳にタコな話だったなと、後になって感じています。
つまり、聴衆の分布を考えなかった点が問題でした。高専カンファレンスって、意外と学生参加者少ないんですよね、そう言えば。

プレゼンテーションから何をどう学ぶかはもちろん聞き手の自由な訳ですが、だからこそ大勢の前で話す話し手は、より多くの聞き手に学びが訪れる、或いは特定の聞き手が大いに学べる、そんなプレゼンテーションをするべきなんじゃないかと言うのが、常日頃の考えです。
それに照らし合わせると、今回のプレゼンテーションは中途半端でした。学生特化でもなく、けれど大勢にとって学びが少ない、そんなプレゼンテーションだったように感じています。
散々トピックスとWhoの擦り合わせはしたつもりだったのですが、それがまだまだ甘かったのだと、再認識させられました。

計画不足

恥を忍んで改めて録画を聞くと、・・・早いんですよね、喋りのペースが。
それと、時間通りに終わっているように見えて実は、最後の方のスライドも何枚かまとめて飛ばしています。最後に緊急避難スライド用意しておいて良かったです、本当に・・・・・・。(汗

何が問題だったかといえば、もちろん計画不足です。
僕はプレゼンテーションを、構想をまとめた段階でほぼ完成と考えています。スライドはまとめた構想をどう吐き出すかだけの問題なので、もちろんスライド作りは遅れます。
すると何が発生するか?もちろん、エクストリーム発表資料作成です。スライドは大阪に向かうバスの中で作り始めました。夜行バスでの作業が意外にも快適だったお陰で、なんとか完成したようなものです。
ただし、練習の時間なんてもちろん、作ったスライドが規定時間に収まるかのチェックや、追加削除もろくに出来たものではありません。
何度かリハーサルをしてみても、いつも5分を大幅にオーバーしてしまい、バスの中で一人青ざめていたのは思い出したくもない思い出です。

ここから得られる教訓は一つ、プレゼンテーションをする際には、計画にしっかりとした見通しを持って進めましょう。
当日の時間オーバーはもちろん、時間を大きく余らせるのも、非常に勿体無い事だと思います。と言うか、それだけの時間を割り当てて下さった主催者に失礼です。
たとえ時間ピッタリでも、自分が言いたかったことを言えないままでは本末転倒です。
・・・コレ全部、特に未来の自分に言ってるんですよ?分かってますか?




反省点ばかり挙げましたが、もちろん収穫が大いにあったのも事実です。
けれど、それは自分だけで楽しむこととして、今日は筆を置きますね。